雑記帳

自衛官候補生の試験とかいろいろ

地本に行ってみる

自衛官を目指す理由は人それぞれであるが、私が目指そうと思ったきっかけというか理由も様々である。詳しくは書かないが、特に崇高な理由は無い。

そんな私ではあるが、なんだかんだあって自衛官を目指そうと思ったのである。

 

受験を決意したら、まずやることがある。勉強もそうだが、受験の申し込みをしなければならない。このとき誰しもが世話になるのが”地本”と呼ばれるところである。

私の場合、ちょっと話を聞いてみようかな。なんてことは一切思わず、ただ試験の申し込みに必要だったからという理由で8月初旬、初めて地本に寄った。行きたくなかったが。

 

本来なら電話を入れてアポをとるべきだったと思うが、それすらも面倒で、飛び込みで行ったって申し込みくらいすぐ出来るだろうと軽い気持ちで地本の扉を開けたのだった。

(一応地本のHPにお気軽にどうぞと書いてあったから気軽に行った。)

 

ノックをして扉を開けると数人の職員と目が合う。一瞬沈黙が流れ少し戸惑ってしまうが私が「あの~、試験の申し込みをしたいんですけど」と言うと中に案内してくれた。

やはり電話の1本でも入れれば良かったかな、と少し申し訳なく思った。

 

広報官であるという方がどちらの受験を希望されているんですかと私に問う。

私「あ、両方受けたいんですけど……」

なぜか緊張してしまい自衛官候補生と一般曹候補生を受けたいと言えば済む話だったのだがこんな面倒くさい返答をしてしまった。

 

だが察してくれたようで一般曹と自候生の資料を並べて説明してくれた。

それが済んでから志願票の記入を行った。志願票は枠が小さくて書きづらかった。もう少し大きくしてくれてもいいんじゃないかと思ったけど黙って書いた。

それから、地本で受験票の写真を撮ってくれるという。

まさか写真を今すぐここで撮ってくれるとは思わずに驚いた。8月の暑い日だったため適当なTシャツを着ていたからである。一応化粧はしてたので服装はともかく、すっぴんと比べて少しはマシな顔で写真を撮ることが出来た。

 

それも済んで、後日担当の広報官からまた連絡が来ると思うので。と言われこの日は帰った。